私たちはマーケティング会社として培ってきた統合型マーケティングコミュニケーションの技術を用いて、顧客のマインドシェアを高める為にイメージと感情のマーケティングに力点を置いています。そうして繋がった顧客エンゲージメントを永続的なものにする為に内的にも外部環境にも整合性のとれた一貫性のある諸処の施策に反映しています。
ブランドコミュニケーションは企業が伝達したいブランド・アイデンティティを消費者に伝え、ブランドイメージを形成するための一連のコミュニケーション活動が必要です。また育成の為にはマーケティングの広告、PR、イベント、商品開発、陳列、価格設定、など多岐にわたる活動の組み合わせによって総合的に長期的に構築し顧客には短期的な行動の変化を促します。またブランドの様々な機能を活用してマーケティング活動を支援するという関係でもあります。私たちは、クライアントのパートナーとしてその長期間に渡るコミュニケーション活動のブランドアイデアを提供します。
WEB、SNSなどから入手した様々なデーターの解析を行い、顧客への効果的なブランド体験を計画し実行します。私たちのデーター解析は効果分析の数字だけでなく顧客の心と感情の変化を読み取ります。
マーケティング・コミュニケーションの一部であるプロモーションはクライアントの「製品・サービス」に対する意識や関心を高め、購買を促進するメッセージ性が必要です。具体的には様々なキャンペーンなどは、人々の注目を集めて効果があったと評価できます。しかしながら注目を集めたから購買行動につながるとは限りません。私たちは常に購買につながるという目に見えるメッセージ性のあるプロモーションを計画します。
私たちは永年にわたって様々な業種のメーカー、小売業からホールセール、大型商業施設などの業態のクライアントとお取引をしてきました。その経験から中国進出企業の「製品・サービス」が顧客の手元に渡るまでの流通経路において、情報の流れ「製品・サービスを誰にどのように売るか」などの適切な「小売業態」の選定とデザイン、そして、「製品・サービスのメッセージ」を流通経路において、どのように訴求していくかについてソルーションを提供します。
コンタクトポイントにおけるデザインの役割は極めて重要と考えます。ファーストコンタクトの数秒で顧客へ商品/サービスへの信頼性を伝え、さらに記憶に強く刻み込むこと、そして顧客にその商品/サービスを通したブランド体験へと繋いでいく、という視点に立って私たちはコミュニケーションをデザインします。
Corporate brand identityとは、一貫性を持って市場に反復して発信する企業活動の象徴であり、企業の商品やサービスを通して日々蓄積されていく消費者からの信頼の象徴として育っていくものです。それ故に企業姿勢が表されていること、個性的なインパクトがあること、更にサイト上での縮小に耐えられること、といった機能性をも含めて開発を行います。
パッケージデザインはその商品だけが提供できるベネフィットが瞬時に伝えられていること。明確で意味のある競合との差別性を提供していること。さらに食品であれば「おいしそう」、薬であれば「効きそう」、といった各カテゴリーのもつべき情報伝達の使命が瞬時に伝わってくることを前提として開発を行います。
WEB、SNS、デジタルツールなどは、外観のデザイン、機能、メッセージに焦点を当てることで訪問者に良い体験を提供できる強力なブランディングツールです。デジタルメディアはコーポレートコミュニケ-ション上での主要な地位を占めつつあります。そこで一貫性のある情報伝達がより効果的な結果を導くものと考えて開発を行います。
印刷媒体などを通じて企業や商品からの情報や感情に訴えるメッセージを瞬時に伝える為には視覚的により効果的に伝達するデザインでなければなりません。わたしたちは机上のプランにとどまらず様々な検証を重ねながらデザインします。
商業施設のデザインと店舗環境デザインは、空間/時間/社会環境の物理的な関係性などの制約を考慮しなければなりません。そして私たちが重要視する「Image&Emotional Marketing」を具現化するものが空間デザインと考えます。顧客がその空間を体験(Customer experiences)することによって得られる快適さ、顧客と従業員の操作の利便性、周囲の環境への配慮などを検証し、デザイン開発します。
中国のオーナーはデベロッパー含めて、早く営業を開始して早く回収を図りたいという意識が強く,承認は設計図でなくパースで判断するケースが多いです。しかも店舗の場合には承認後は短期間での店舗工事引渡しの要求となりますから基本設計/実施設計も同時並行作業で進めなければなりません。こういう環境に対応する為に弊社では熟練の設計者とハイスペックPCで対応し、現在、30店舗/月、200店舗/年間 の設計能力と実績をもっています。一般的なパースでは驚異的な速さでの制作が可能となっています。
スピード対応を要求される環境下でも製作に関する設計図は正確でなければなりません。一般的には基本設計、実施設計で終了することが多い業界で弊社の場合は「施工図」「製作詳細図」に注力しています。当者は施工図/詳細図に基づいて設計説明を行い、設計図どおりに製作が行われているか設計監理作業を行います。
クライアントに空間の完成形を提示して承認を得ることはトラブル防止にもなります。その為の手法としてパースが極めて重要な要素となります。パースを短時間で完成させる為には熟練のパーサーとハイスペックなPCが重要です。さらには重要なプレゼンテーションでは動画によるプレゼンテーションを行っています。弊社ではレンダリングに要する時間を短縮させるためにPCのハイスペック化を2年単位で、そして中国での標準ソフトであるAutoDesk社のAutoCad及び3DMaxを中心に様々なソフトを常にバージョンアップさせながら対処しています。
私たちは中国で25年間にわたって数々の大型プロジェクトを成功させてきた経験から、成功のプロセスを知っています。関連する様々な企業を管理あるいは協業するには文化・風習を踏まえてのマネージメントが要求されます。大型プロジェクトであっても個々のフェーズ単位では非常に繊細な管理と推進が必要です。